2016年 新年のご挨拶 - VECサロン
2016年 新年のご挨拶
- 2016年 新年挨拶
VEC会長 山下 善之 - 2016年 新年挨拶
VEC監査 境野 哲 - 2016年 新年挨拶
VEC事務局長 村上 正志
2016年 新年挨拶
新年あけましておめでとうございます。
ここまで来られましたのも、VEC会員の皆様の支えがあっての16年間です。
紙面をお借りしまして感謝申し上げます。「ありがとうございます。」
昨年、VECのソリューションについても、展示会や各他団体の講演会での発表活動もあり、広く知られるところとなりました。
“Industry4.1J”については、ドイツ政府でIndustry4.0を推進しているシニアマネージャーの方も来日されている中説明させていただくと、「ドイツでもIndustry4.0はユーザー企業に『セキュリティ対策はどうなっているのだ?』と聞かれてなかなか進まない。この“Industry4.1J”の考え方であればユーザーは賛同してくれる。さっそく、本国へ帰ってからこのソリューションを提案してみたい。」と言われました。また、米国政府関係者も展示会でVECブースへ来られて、「“Industry4.1J”とは何ですか?」と聞かれ、共感していただきました。この話をお伝えした日本政府の高官の方が、「日本発なのに、先にドイツやアメリカにこのセキュアな体制を作られては困るな!」とのことでした。
制御システムセキュリティ対策においては、今年は日本でサミットもあり、2019年ラグビー世界大会、2020年東京オリンピックパラリンピック大会に向けて、情報セキュリティと制御システムセキュリティの対策と人材教育はさらに強化していくべき課題という認識が、広く浸透してきております。
VECソリューションの普及活動により、これに共感していただき、VEC会員も増えてきています。
「IoTで現場がどう変わるのか理解できない。」という方もまだ多く、現実味を感じないのだと思います。
プライベートクラウド技術を現場に活かすIoT/CPS研究分科会も昨年立ち上げました。その中で、今まで現場のServerでできなかったすべてのデバイスのTBMとCBMの組み合わせ管理や関連企業のセキュアなリモートサービス連携やサーベイランスシステムなど、ビッグデータ処理や画像解析処理、セキュリティ技術を駆使して実現できる安全で安定操業できる現場づくりに更なる実現に貢献できると思います。
今年は申年です。
現場の課題に「見て」「聴いて」「声を出して」更なる貢献に向けてVEC会員の皆様と共に躍進して参る所存です。
宜しくお願いします。