開催報告 - VEC分科会

2014年4月24日（水）東京で、第9回VEC制御システムセキュリティ研究分科会が開催されました。

1. 初めて参加の方の為に、今までのトピックスをVEC事務局の方からご紹介
2. 5月22日23日の制御システムセキュリティ対策カンファレンスの流れ確認とミニ展示コーナーの展示場所を決めました。
3. 最新情報の確認
4. E-learning教育について
   人材教育の必要性があるが、具体的にどのような教育が必要となってくるのかについてディスカッションをしました。
   技術研究組合制御システムセキュリティセンターCSSCの多賀城センターで、業界別のデモとサイバー演習トレーニングがあるが、現場の人達をCSSCに送り込むにしても現場の業務ローテーションから数日間外すことは、容易ではない。さらに、E-learning教育を考えても、ワンパターンで対応して行くには限界がある。
   電力業界は、電力業界の国際規格があるように、石油業界では石油業界の常識があるように、ガス業界はガス業界が取り組んできた流れがあるように、交通管制業界は交通管制業界の、自治体業界は自治体業界の、各事情に合ったコンテンツ構成とアレンジが必要となってくる。FA業界は、FA業界の各企業のスキルレベルの実状に合った内容構成でカリキュラムをアレンジして行くことになろう。
   また、制御システムセキュリティ・アセッサ制度の必要性も時勢としては、必要となってくると考えられる。しかも、セイフティアセッサ制度の内容とは違った教育カリキュラム内容になるので、現実的な課題を掘り下げていくことが必要となってくるであろう。

次回開催日程：2014年7月3日（木）　13：30～17：00　
会場：㈱デジタル東京支社5Fの会議室

研究分科会の詳細議事録は、VEC図書館「研究分科会議事録」にあります。
ご多忙中にもかかわらず会場まで足をお運びいただきました皆様へ心よりお礼申し上げます。