第18回VEC制御システムセキュリティ対策カンファレンス

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お申し込みいただく前に、以下のことをご確認いただきますようよろしくお願い申し上げます。

お申し込みにおいて、お客様より提供された個人情報は、以下の目的で使用させていただきます。
1. Eメールによる参加票の配信
2. Eメールによる今後のイベント活動などのご案内(ご希望されない場合はその旨ご連絡ください。)
上記の目的以外では利用いたしません。また、お客様の情報に関しては適切な管理の下で安全に保管し、情報漏洩に関する危機に対して適切な予防ならびに是正処置に努めて参ります。どうかご理解のうえ、ご了承いただきますようお願い申し上げます。

製造業DX時代の生産・製造システムセキュリティ/サイバーレジリエンス


※2024年5月23日(木)・24日(金)の2日開催

<申込締切:2024年5月21日(火)>

産業界では、製造業DXが拡がり、サプライチェーン及びバリューチェーンを強化するために企業間連携CPS(Cyber Physical System)のサイバーセキュリティ対策が求められております。また、以下のようなニュースも公開されております。

◆ 2021年12月に米国国防総省が、調達品についてCybersecurity Maturity Model Certification 2.0を発表しました。
◆ 2022年4月に船舶業界の国際船級協会からIACS UR E26とE27が公開され、2024年7月1日以降の船舶発注契約の船舶を対象にサイバーレジリエンス機能が求められています。
◆ 2022年10月にISO27001-2022が公開され、従来のInformation SecurityにCybersecurityとPrivacy Protectionが加えられました。
◆ 2022年12月14日にNIS2(EU 2022/2555 )重要組織に対する規制がEUより制定されました。適用開始日は2024年10月18日です。
◆ 2023年6月14日に機械規則(EU 2023/1230)機械製品に対する規則が制定されました。適用日は2027年1月14日ですが、一部要求は前倒しとなります。第三者認証は、AI機能や機械学習機能を有し安全機能を有する製品や一部製品は必須となります。
◆ 2024年1月11日に米国では初となる「防衛産業」を包括的に扱った戦略文書である「国家防衛産業戦略(National Defense Industry Strategy:NDIS)」を公表しました。
◆ 2024年前半にサイバーレジリエンス法が制定される見込みです。セキュリティ機能を有するデジタル要素を備えた製品対する規制です。高リスク製品(Critical, Important(クラスⅡ))は第三者認証が必須となる予定です。
◆ 2024年前半にAI法が制定される見込みです。AI機能を有する製品に対する規制です。高リスクのAI機能搭載製品はすべて対象となる予定です。

このような背景の下、第18回VEC制御システムセキュリティ対策カンファレンスを、来る5月23日と24日の二日間、開催することになりました。

会場参加資格・参加費受付
(東京)飯田橋レインボービル
7階 大会議室 地図
VEC会員以外参加可
参加費無料
申し込み受付中です

プログラム 一日目
2024年5月23日(木) 13:00〜17:00

「製造業DX時代の重要インフラにおける生産システムセキュリティ」

開催宣言およびご挨拶

13:00~13:10

講演題目
「開催にあたって」
講師
VEC会長またはVEC事務局長

基調講演

13:10~13:50

講演題目
「重要インフラを支えるサイバーセキュリティ対策と日本政府の取り組み(仮)」
講師
内閣官房 内閣サイバーセキュリティセンター 内閣参事官 紺野 博行 様

休憩10分

セッション1講演

14:00~14:30

講演題目
「制御システムセキュリティ対策と認証制度の動向」
講師
技術研究組合制御システムセキュリティセンター 研究開発部部長 吉松 健三 様

セッション2講演

14:30~15:00

講演題目
「Saltaを使った製造現場の業務改善(仮)」
講師
VEC正会員
- 株式会社ベルチャイルド 澤田 誠 様

休憩10分

セッション3講演

15:10~15:40

講演題目
「可視化と検知でサイバーレジリエンスを高める生産現場のセキュリティ対策(仮)」
講師
VEC正会員
- 株式会社日立ソリューションズ 扇 健一 様

セッション4講演

15:40~16:10

講演題目
「SDNによるデジタル変電所の保護について(仮)」
講師
VEC正会員
- 日本ダイレックス株式会社 (調整中)

セッション5講演

16:10~16:40

講演題目
「DXサイバートランスフォーメーションセキュリティ: OPC UA」
講師
OPC FOUNDATION日本OPC協議会 顧問
- 株式会社ICS研究所 村上 正志
概要
企業のDXシステムの構造(アーキテクチャ)を構築したり、企業間連携でDXシステム間を構築したりする上で、データモデルや情報モデルのセキュリティを担う技術としてOPC UAが多く採用されています。そのDXサイバートランスフォーメーションセキュリティについてお話します。

プログラム二日目
2024年5月24日(金) 13:00〜17:00

「製造業DX時代の一般産業における製造システムセキュリティ」

二日目ご案内

13:00~13:10

講師
VEC会長またはVEC事務局長

基調講演

13:10~13:50

講演題目
「製造業をとりまくサイバー脅威と産業サイバーセキュリティ政策(仮)」
講師
経済産業省 商務情報政策局 サイバーセキュリティ課 サイバーセキュリティ戦略専門官 山田 剛人 様

休憩10分

セッション1講演

14:00~14:30

講演題目
「サプライチェーン企業間データ共有ネットワークCatena-X/Manufacturing-Xと法人認証トラスト基盤の方向性(仮)」
講師
VEC協賛会員
- NTTコミュニケーションズ株式会社 境野 哲 様

セッション2講演

14:30~15:00

講演題目
「展示会で実証された、セキュリティを核とした通信接続とレジリエンスの有効性」
講師
VEC協賛会員
- オークマ株式会社 情報システム部 特別主管技師 長屋 友幸 様
概要
工場設備は、サイバー攻撃のリスクが顕在化したインシデントに対して「3つの即時」が求められる。この3つの即時について、VECのIIFES2024で実証展示した内容を振り返りながらご紹介する。
① リスクを察知したら、インシデントを発生させない「即時」の対応、
② インシデント発生の検知時に「即時」に対応、
③ インシデント発生後の被害から「即時」に回復する

休憩10分

セッション3講演

15:10~15:40

講演題目
「NIST SP 800-115の必要性と全体像について」
講師
VEC正会員
- 株式会社ICS研究所 シニアコンサルタント 高橋 誠 様

セッション4講演

15:40~16:10

講演題目
「NIST SP 800-115に基づく制御システムペネトレーションテストのポイント」
講師
VEC正会員
- NECソリューションイノベータ株式会社 藤本 万里子 様

セッション5講演

16:10~16:40

講演題目
「法規制と設備の制御システムセキュリティ技術と人材育成について」
講師
VEC学術会員
- 株式会社ICS研究所 代表取締役社長 村上 正志 様
概要
講演対象法規制:EU法規制(機械規則、サイバーレジリエンス法、AI法、NIS2など)の最新情報とISO27001-2022/CMMC(米国国防総省調達における認証制度)/船舶業界サイバーレジリエンスIACS UR E22・E26・E27/NIST SP800-160