公開セミナー
受付について
申し込みを締め切りました。
東京開催/これからの日本の強さ
“Industry4.1J”とセキュアな制御システムを実現するには
※申し訳ございませんが定員に達したため、申し込みを締め切りました。
主催: VEC事務局 / 情報掲載日: 2015年5月吉日
インターネットを利用したコンピュータによる統括管理CIM(Computing Integration Manufacturing)の実現であるIndustry4.0のソリューションは良いのだが、サイバー攻撃の脅威でインターネットが使えないことで、工場や施設のアセットマネージメント及びCIMを低コストで実現できないことで、市場競争でのハンディを抱えているのではないでしょうか。その問題を解決するべくご提案しているのが“Industry4.1J”です。
また、サイバー攻撃対策としてのセキュアな生産現場を創り上げるのに何をすれば良いかお悩みの方はいませんか?2010年イランのウラン濃縮施設の遠心分離器を破壊したStuxnetの登場以前は、PCやServerの負荷を取られるワームや通信のメモリオーバーやSQLインジェクションなどが多かったのですが、その後、サイバー攻撃側による制御システムの研究も進み、OPC Classicの通信データ搾取までできるHavex(Dragon fly)まで登場しています。インターネット上ではインターネットにつながる制御装置を自動で探し出し情報公開しているSHODANが2012年から現在も稼働中です。2014年12月には、ドイツの鉄鋼所がサイバー攻撃にあって操業停止に追い込まれ使用不能になってしまいました。
「サイバー攻撃にあったら安全に止められれば良い」とお考えの方、どうやってサイバー攻撃にあっているのかを検知できますでしょうか?復旧作業に手間取り一週間から一ヶ月間操業できなかったら、どれだけの売上損失になるか?もっと現実的な対策をお考えいただきたいところです。
それらの課題を解決するべく、本公開セミナーを開催することにしました。
ご都合を調整の上、是非、ご参加いただきたくご案内申し上げます。
会場 | 参加資格・参加費 | 受付 |
---|---|---|
株式会社カスペルスキー トレーニングルーム 東京都千代田区外神田3-12-8 住友不動産秋葉原ビル 7F | VEC会員以外の方もご参加ください 参加費無料 | 受付終了 ご来場ありがとうございました |
※開催日1週間前に受講票を送付致します。当日、受講票と名刺を添えて受付にご提出ください。
プログラム
13:00〜 受付開始
13:15~14:00
- 講演題目
- 「“Industry4.1J”構想と制御システムセキュリティ対策」
- 講演者
- VEC事務局長兼ソリューションアドバイザー 村上 正志
- 内容
- サイバー攻撃の脅威を低減してComputer Integrate Manufacturingの世界を実現して、今までやりたかったプロダクション統括管理からアセットマネージメントやサプライチェーンを実現する為に考えられた“Industry4.1J”の構成をユースケースでご紹介すると同時に、セキュアな制御システムの現場をどう実現するかを解説していきます。
14:00~14:30
- 講演題目
- 「実証実験プロジェクトの目的と中間報告」
- 講演者
- NTTコミュニケーションズ株式会社 堀越 崇 様
休憩10分間
14:40~15:10
- 講演題目
- 「セキュアな現場を創り上げるCSMS認証」
- 講演者
- BSI グループジャパン株式会社 登山 慎一 様
- 内容
- 制御システムを狙ったサイバー攻撃のリスクが高まるにつれ注目が集まるCSMS(*) 認証について、制度の概要について説明するとともに、現場におけるセキュリティ認知向上による効果、さらには国際標準のマネジメントシステムによって支えられたセキュアな現場の力によって得られるビジネス機会拡大の可能性について解説します
(*) CSMS: Cyber Security Management System for IACS (Industrial Automation and Control System)
15:10~15:40
- 講演題目
- 「重要インフラを守る人たちにサイバーセキュリティを理解してもらう最も効果的な方法」
- 講演者
- 株式会社MHPSコントロールシステムズ/株式会社カスペルスキー
- 内容
- 化学プラントや発電所など、重要インフラの安全な運用は積み重ねられたノウハウを活かすことで一定以上の対応が可能でしょう。しかし、サイバーセキュリティ関連の安全な運用は現場の経験が少ないためなかなか適切な対策を計画することが難しいとされています。しかし、海外ではすでに重要インフラでのサイバーインシデントが発生しており、そのノウハウを取り込んだトレーニングが開発されています。このセッションでは、実際のインシデントをベースに開発されたKaspersky Industrial Protection Simulation (KIPS) と関連するサイバーセキュリティの教育についてご紹介します。
15:40~16:10
- 講演題目
- 「E-learning教育ビデオ講座のご紹介」
- 講演者
- 株式会社ベルチャイルド/株式会社ICS研究所
- 内容
- 世界で初めて、現場のアセットオーナーから、サプライヤの制御製品開発者からシステムインテグレータまでを対象にした制御システムセキュリティ対策のE-learning教育講座を開発しました。内容としては、IEC62443ベースのセキュア改善内容から攻撃者視点の防衛対策やインシデント対策フローチャート、セキュリティ5S、ベンダサイドの脆弱性情報管理に至るまでの広範囲をカバーしています。その概要についてお話しします。
16:10~16:30
- 質疑応答
- 会場の方が質問票に書いた質問に講演者が応える形式で進めます。